- 小学生の子供が事故にあった!
- 息子、娘が自転車に跳ねられた!
- 子供が事故にあったらとりあえずどうしたらいい?
- 警察?救急車?
- 相手(加害者)が逃げた?どうやって探す?
- 親のあなたが今やるべきことは?
といったことをお調べの方向けに記しています。
※ここで記しているのは子どもが歩行者(もしくは自転車)で相手が自転車という場合の話です。つまり被害者向けのお話です。
※いわゆる対人の事故です。
※赤ちゃん、乳幼児、小学生、中学生、高校生ぐらいまでの話です。
※子供がぶつかってきた(怪我をした)という場合のお話ではありません。
以下の記事で、
自転車にぶつけられた時の基本的な対応についてまとめていますので合わせて参考になさってください。
もっと詳しく:自転車にぶつけられた時の基本的な対応(こどもに限った話じゃないですが参考にはなると思います)
ここでは、
上記の補足を入れつつ特に子供の場合どうしたら良いか?ということについて書いています。
目次
子供に怪我はない?(小学生、中学生向け)
とにかく怪我の確認。頭を打ってないかの確認が最優先
子供が自転車事故に合う状況というと、
- あなたと一緒にいて子供だけ自転車に跳ねられた
- 子供が帰ってきて自転車(チャリ)に跳ねられたと言っている(誰かと一緒だった場合も含む)
恐らくこのどちらかだと思います。
あなたと一緒にいて今、子供が事故にあった場合
もしそんな自転車事故の状況でこのページを見ているなら流れ的には
- 警察を呼ぶ(人身事故扱いにしないと保険が使えない)
- 子供の怪我の状況で救急車を呼ぶ(呼ぶほどじゃない場合でも病院には行く)
- 相手の連絡先を聞く(免許の写メ、電話番号、住所を聞く)
これが最優先で今行うべきことです。
少し補足をすると、警察を呼ぶというのは「110に電話して、今、うちの子が自転車に跳ねられたのですぐ来て下さい」というということです。
これで警察に通報した。
警官が来たという履歴が残ります。
結果的に後々人身事故扱いにするか、物損事故扱いにするか(被害者が決めます)どちらでも選択できるようになります。
※人身事故扱いじゃないと相手の保険が使えないことがあるので超重要です。
もっと詳しく:自転車事故で物損扱い?人身扱い?どう違う?(子供に限った話じゃないですが参考にはなると思います)
子供の怪我の状況で救急車を呼ぶ(小中学生向け)
呼ぶほどじゃなくても絶対に病院には行って下さい
その理由は
- 頭の後遺症は後で出るから
- すぐ病院に行かないと診断書などが作りにくくなるから
です。
子供が痛くない、大丈夫って言っていても後で頭を打っていて取り返しがつかなくなることがあります。
自転車とはいえ、それが事故です。
以下のようなニュースも見たことあると思いますので軽く考えずにしっかり検査して下さい。
※yotuube動画が消えている場合はこちらをクリック
※すぐに病院に行っておかないと「本当にそれ自転車事故の怪我ですか?」と証明ができなくなるので、事故後、すぐに病院に行くことが大切です。
相手の連絡先を聞く(免許の写メ、電話番号、住所を聞く)
相手の連絡先をメモして下さい
相手が免許を持っていたら免許証の写メ。
持ってなければ「名前、電話番号、住所」を聞いてメモします。
もし、答えない場合、逃げようとした場合は「警察に電話しますのでひき逃げ扱いになりますよ」といえば普通は教えてくれるはずです。
それでも逃げたら警察に電話した時に「子供が自転車のひき逃げに遭いました」と伝えば捜査に力が入ります。
※ひき逃げは罪が重いからですね(車でも自転車でも)。
あなたと一緒にいて子供が自転車事故にあったまとめ
まとめておけば、
今、我が子が自転車事故にあってすぐの状態であれば、
- 警察を呼ぶ(人身事故扱いにしないと保険が使えない)
- 怪我の状況で救急車を呼ぶ(呼ぶほどじゃない場合でも病院には行く)
- 相手の連絡先を聞く(免許の写メ、電話番号、住所を聞く)
この3つをすぐに行うというイメージでOKです。
後はこのブログの他記事などを参考に後日でいいので対応なさってください(実況見分や示談などは後の話です)
子供が帰ってきて自転車に跳ねられたと言っている場合
この場合も上記のあなたと一緒にいて自転車事故にあった場合と概ね一緒なのですが、いくつか違う点があります。
- 今からでも病院につれていくこと
- 今からでも警察に電話すること(子供が自転車事故でひき逃げされましたと伝える)
の2点がポイントになります。
今からでも病院に行って下さい
上にも書きましたが、子供がどこを怪我しているのか?
- 足?腕?
- 擦りむいてる?脱臼してる?折れてる?
- 頭打ってない?
このあたりは病院でしっかり確認することです。
特に頭を打った!と子供が言う場合はMRIでしっかり頭をとっておかないと上でも書いたとおり後から脳出血していた・・・という事件になりかねません。
なので、
ここだけはしっかりやっておくようになさって下さい。
※多少面倒なのはわかりますが、頭の問題は一生の問題になります。
その後、怪我が大丈夫そうだったら、その段階で警察に自転車事故の電話して下さい。
今からでも警察に電話してひき逃げと伝える
事故が起きてすぐ警察に届けておかないと後で保険が貰えないかもしれないから
だから今からでも警察に電話して下さい。
既に相手は逃げているでしょうから(子供が連絡先の紙なんかを貰っていたら相手は良い方だと思いますがあんまりないでしょう)
警察に電話して「息子(娘)が自転車事故に会いました。相手は逃げました。いますぐ来てもらえますか?」といいましょう。
こうしておくことで
- ひき逃げとして捜査
- 人身事故扱い
として届け出を出すことが可能です。
特に人身事故扱いにしておくことで、相手が運良く自転車保険に入っていた場合、それを人身事故扱いとして使うことが可能です。
※人身事故扱いにしてない場合は物損(自転車分ぐらい)のお金しか出ない可能性がありますので超重要ポイントです。
もっと詳しく:自転車事故で物損扱い?人身扱い?どう違う?(子供に限った話じゃないですが参考にはなると思います)
警察は相手を探してくれる
探してはくれるけど、怪我の状況に応じては後回しにされることも・・・
こちらにも書きましたが、
もっと詳しく:自転車事故で相手が逃げた時すること(子供に限った話じゃないですが参考にはなると思います)
警察には交通事故課というのがあるんですが、日々
- 死亡事故
- 死亡ひき逃げ事故
の捜査で手一杯です。
なので、ひき逃げとは言え怪我が軽いと後回しにされてしまいがちです。
とはいえ、
看板を出したり、付近の目撃者を探したりとできることはしてくれますので、とにかく届け出を出すことが重要です。
※出さないとしてくれないし、時間が経てば目撃者も忘れてしまいますので。
子供が跳ねられたと行って帰ってきた時することまとめ
まとめておくと「子供が自転車とぶつかった!はねられた!」といって帰ってきたときは、
- 今からでも病院につれていくこと
- 今からでも警察に電話すること(子供が自転車事故でひき逃げされましたと伝える)
の2点をすぐに行って下さい。
これさえやっておけば後は対応は後でもできますので。
自転車事故でも保険がもらえる場合もありますし、お子さんの将来に関係しますので面倒でもしっかり対応なさってくださいね。